援助交際という言葉が世間に広がったのは今から10年以上前。
その主役は女子高生だったが、今ではどんな年代であろうと、「援助」という言葉は使われている。
たとえどんな言い方をしていようと、その実態は売春・買春。
そしてご存知のとおり、売春・買春は法律で禁止されている。
相手が18才未満の場合は、誘っただけでも「出会い系サイト規制法」にて処罰される。
出会い系では、援助交際を助長する内容の書き込みは削除対象としているところが多いが、￥、○（えん）、エン、円、諭吉、サポ など、様々な隠語が使われていて、書き込み者と運営側のイタチごっことなっていることが多い。
仮に援助交際に関わるすべての書き込みを削除したところで、
メアドを交換されて直接交渉をされてしまえば、サイト側はどうすることもできない。
援助交際は犯罪であるということをユーザー自身が認識して、
誘いに乗ったり、誘うことのないようにしていくしか、出会い系での援助交際がなくなることはないだろう。
最近は、売る側の女子高生がほかのことで補導され、そこから過去の援助交際の事実が発覚して、買った側の男性が逮捕されることも多い。
過去の1度の過ちですべてを失ってしまうこともあるのだ。
とにかく、金銭以外にもブランド品や衣料品など、何か見返りを求めて会おうとする女性には近づかないこと。
また、出会い系に多く見られる「逆援助交際」（女性が男性にお金を払う）も、援助と同じく売買春行為となんら変わりがないので、そのつもりで。
メールでは何も言ってなかったのに、会ったとたんにお金を要求してくることもある。
せっかく会えたんだから・・という気持ちになるのもわからなくはないが、そういうときは毅然とした態度で「NO」をつきつけよう。
援助となると表現が生ぬるいですが、そこのアナタ！アナタがやろうとしていることは、売春・買春という立派な犯罪なんですよ！
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